BIKENZO

ビットコインと世界の流動性をわかりやすく解説

Bitcoinは真空の中で取引されているわけではありません。世界の中央銀行がその規模を膨らませたり縮めたりする「お金のプール」の中で取引されています。この記事では、「世界の流動性」とは何を意味するのか、なぜこれほど多くのBitcoinトレーダーがそれを追いかけるのか、そして同じくらい重要な点として、それが何を語れないのかを説明します。

世界の流動性とは何か

ここでいう世界の流動性とは、中央銀行が金融システムに供給したお金の総額から、引き揚げたお金を差し引いたものです。米連邦準備制度(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、日本銀行がバランスシートを拡大すれば、流動性は増えます。現金がリバースレポに置かれたり、市中を巡らずに政府の口座に眠ったりすれば、流動性は減ります。

これはゆっくりと動く、構造的な数字です。その背後にあるバランスシートは週次で、一部は月次で公表されます。リアルタイムの数字ではなく、それをリアルタイムと呼ぶ人は誇張しています。

なぜBitcoinトレーダーはそれを見るのか

Bitcoinは、収益もクーポンも生まない、リスク資産です。その価格は、投じ先を探すお金がどれだけあるかに大きく左右されます。だからこそ、世界の流動性という潮の満ち引きをBitcoinの価格と並べて描くのは自然なことです。プールが膨らむとき、リスク資産は歴史的に買われやすい傾向があり、プールが干上がるときはその逆でした。

流動性をBitcoinと並べて描くこと自体が、シグナルを生み出すわけではありません。それが与えてくれるのは文脈、つまりBitcoinの価格がその前で動いている背景であり、あなた自身の見方を組み立てるための材料です。

それが語らないこと

流動性とBitcoinの価格との関係は、予測ではありません。流動性は数ある力のひとつにすぎません。センチメント、規制、レバレッジ、資金の流れもまたBitcoinの価格を動かし、どんな過去の関係も弱まったり崩れたりし得ます。何年も揃って右肩上がりの2本の線を相関させることも、その結びつきの強さを実際以上に見せてしまいます。

BIKENZOは潮の動きを描き、それを読み解くための操作ツールを提供します。Bitcoinの価格が次にどこへ向かうかを教えるものではなく、ここにあるものはいずれも投資助言ではありません。

A Bitcoin liquidity terminal. Global central-bank liquidity, plotted against the Bitcoin price, in one screen.

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